アニメ おすすめ 1990年代

1990年代はアニメ業界がちょっと息苦しさを持っていたようなイメージがあります。

アニメはターゲットが細分化さるなので視聴率が伸び悩みがち。
テレビCMには頼れない中、どうにかビジネスとして成立させる展開をあれこれ模索していたような時代だった気がします。

今のようにサブスクリプションはありませんでしたし、DVD販売なども90年代後半頃からでしたから。

アニメ制作はとにかくお金がかかるし、その割に実入りが少なくて大変。
その上、バブルも弾けてとにかく苦しい時代だったでしょうね。

そんな中でも伝説的ヒットになった「新世紀エヴァンゲリオン」はやはり素晴らしいものがありましたね。

ですから、90年代アニメとしては「新世紀エヴァンゲリオン」を私はおすすめ作品として推します!

ジャンプ漫画のヒット作としては
スラムダンク
幽☆遊☆白書
るろうに剣心
こちら葛飾区亀有公園前派出所
などなどが続々とアニメ化。

「良いアニメだった」と言われることは多いのですが、今にして思うとアニメのクオリティとしては「経営が苦しかったんだろうな~~」と思わせる箇所が散見されるのが正直な所。

「これって打ち切りじゃない?」と言われてしまうような終わり方をするものが多かったような気がします。

そんな苦しい時を試行錯誤して乗り越えたからこそ、今のようなアニメ黄金期を迎えることができているんだと思います。もちろん、今でも深刻な課題はたくさん抱えているとは思いますけどね。

それでもスタジオジブリは、やっぱり強かったですね。

なんとしてでもお金をかき集めて、例え赤字になってもクオリティは落とさないという凄みがありますからね。
「あんなにヒットしてるのに赤字なの?」っていう作品がたくさんあるらしいです。

なのでジブリ作品はすべておすすめできます。

1990年代のジブリ作品は
・おもひでぽろぽろ(1991)
・紅の豚(1992)
・海がきこえる(1993)
・平成狸合戦ぽんぽこ(1994)
・耳をすませば(1995)
・もののけ姫(1997)
・ホーホケキョ となりの山田くん(1999)
という感じ。

特に「もののけ姫」の作画クオリティは当時、世間を騒然とさせましたよね。