アニメ おすすめ 声優

2020年10月21日

アニメに欠かせない大きな要素のひとつ。それが声優さん。
今や憧れのスター職業のひとつです。

声優さん自体に多くのファンがついていて、出演アニメの人気や視聴率にも大きな影響を与える存在になっています。

私のおすすめの声優さんというのは特にありません。いま活躍されている声優さんは、皆さんそれぞれが個性と魅力を持っていて自分に合ったキャラクターを存分に演じてます。

逆に言うと、需要や人気がない人は淘汰されていくシビアな世界ですね。
ですから生き残っている声優さんは全て「おすすめ」と言えます。

声優さんごとにそれぞれ代表作というものもありますから、おすすめなアニメを人気声優さんでカテゴライズすることもやっていけたら良いな~と思っています。

アニメ 声優 評価

声優さんのタイプも
・強烈な声の個性を武器にするタイプ
・器用にさまざまな役を演じ分けるタイプ
などなど、様々な方がいらっしゃいます。

もちろんそれは極端な分類です。どちらとも言い難い方もいますし、どちらにも当てはまるタイプの方もいます。強いて分類するならそんな方法もある、ということですね。

よく「なんでも演じ分けられるタイプ」の声優さんを絶賛し、そうでないタイプをけなすような意見を見かけることがあります。私はそういう意見にはちょっと反対です。

もちろん「なんでも演じ分けられること」は素晴らしいことです。
ですがそれが全てだとは思わないのです。

仮に「なんでも演じ分けられること」が最も優れている声優の条件だとしたら、そういう声優が一人いれば十分だと言えてしまいますからね。でもそんなことにはならないです。

色んな声優さんがいて、それぞれが唯一無二の個性を持っているからこそ面白い作品ができあがるんです。だから本当は「なんでも演じ分けられる人」なんて存在しないし、存在したとしても他の声優さんより特別に優れているとは言えないと思います。

アニメ 素人声優

プロの声優さんじゃなくて別の職業をしている人が声優に抜擢されることもあります。
特にスタジオジブリ作品でよくありましたね。

スタジオジブリがそのような方針を取っていたのは2つの理由があると言われています。

一つは、宮崎駿監督の方針。
プロ声優の「しゃべり方」や「発声方法」が現実で生活している人間の「声」とあまりにもかけ離れているので、宮崎駿監督がプロ声優の起用を嫌がっていたからだと言われています。

もう一つは、鈴木敏夫プロデューサーの方針。
プロ声優を起用するよりも、俳優や作家さんなどを起用したほうがワイドショーなどに取り上げられやすくなります。その宣伝効果は非常に大きく、かつ無料なので鈴木敏夫プロデューサーは宣伝広告費の大幅な削減に成功していたと言われています。

つまりは上記二人の利害が完全に一致した、一石二鳥の戦略だったという説があるのです。
興味深いですね。

一つ目の理由に関しては、たしかに説得力のある話です。
でも出来上がった作品を観てみると、やっぱりプロ声優さんにやってもらったほうが違和感なく観れたんじゃないかな~という気がしますね。不思議なものです。

ま、賛否両論あると思います。

アニメ作画自体が現実離れしているものなので、声だけリアルにされても噛み合わないのは当然かな~と思いますね。しかも、ちゃんとしたプロの発声方法じゃないとやっぱり聞き取りづらいというのも事実です。聞き取りづらいものをなんとか聞こうとしていると余計なところへ意識が飛んでしまうのでストーリーに集中できなくなってしまいます。

また、リアルな声と作画との親和性を考えたら作画はもっと写実的でないといけなくなります。動画のリズムもドキュメンタリーのような編集をしないと噛み合わないでしょう。
仮にそんなアニメがあったとしても面白いかどうか微妙です。

難しい問題ですね。笑